自分の体は「作品」だと思った日から、全てが変わった|100日プロジェクト52日目
筋トレを始めてから、よくこんなふうに言われるようになった。
「大会に出るんですか?」
「誰に見せるんですか?」
「なんでそんなに頑張ってるんですか?」
それに対する僕の答えは、いつも同じ。
「誰にも見せません。でも、僕は作品を作ってるんです。」
*100日プロジェクトの最新は**れきんと@100日後に細マッチョな52歳の凡人(Instagram)**をご覧ください。

◾️53歳の凡人が作る、人生最後の“肉体アート”
芸術家がキャンバスに向かうように、
彫刻家が大理石を削るように、
僕は今日も、自分の体に手を入れている。
決して派手な作品じゃない。
たぶん、誰の目にも止まらない。
美術館に飾られることもない。
でも、そんなの関係ない。
なぜならこれは——
**「自分だけが分かる、人生最後の“肉体アート”」**だから。
◾️三段腹という名の“未完成パーツ”
僕の体は、もともと芸術とは真逆の存在だった。
48歳の頃は、Tシャツを着ればお腹が前に出る。
車に乗れば、シートベルトがお腹の上で山になる。
夏場はTシャツの裾が浮き輪の上でふわふわ踊っていた。
つまり、「お腹が服を着てる」状態。
そしてそれを僕は、なんの疑問も持たずに「まあ年齢的に仕方ない」と流していた。
でも今なら分かる。
あれはただの“未完成作品”だったと。
—
三段腹は、芸術作品で言えば「雑に置かれた粘土のかたまり」だ。
なにも造形されていない、意図も美しさもない。
ただ、「放置された結果」がそこにあるだけ。
でも、自分の体を作品だと思った瞬間から、見方が変わった。

◾️「誰にも見られない芸術」に、命を込める
じゃあ、なぜそこまでして体を変えるのか?
それは、“人に見せるため”じゃない。
たとえば、音楽でも絵でも、
本気でやってる人ほど「誰にも聴かせない曲」「誰にも見せないスケッチブック」を持っている。
見せるために作ってないからこそ、むしろ魂がこもる。
自分のためだけに作るから、妥協できない。
それと同じで、僕にとっての筋トレや食事管理は、
**「誰にも見せない芸術」**のようなものだ。
—
「どうせ誰も見てないし」
「裸になる予定もないし」
そんな言い訳をしていた48歳の自分に、今はこう言いたい。
「だからこそ、やるんだよ。」

◾️筋トレ=彫刻、食事=着色、睡眠=乾燥時間
ここでちょっと真面目な話。
「体を作品」と見立てたとき、日々の行動は全て“制作工程”になる。
- 筋トレ → 体のシルエットを彫刻していく作業
- 食事 → 色味を整え、バランスを調えるペイント
- 睡眠 → しっかり乾燥させて、形を保つ工程
こうやって考えると、
プロテイン一杯にも意味が出てくるし、
夜更かしや食べ過ぎが「失敗作の原因」に見えてくる。
—
ちなみに、たまに「ちょっとだけ夜食を…」と誘惑に負けた日。
翌朝、鏡に映る自分の腹は、
**「昨日の自分の甘さを見事に再現した立体作品」**になっている。
もう笑うしかない。
◾️なぜ“夏まで”に仕上げたいのか?
「夏までに仕上げる」と決めたのには理由がある。
それは——
“作品発表会”があるから。
もちろん誰かに裸を見せる予定はない。
海にもプールにも行かない。
大会も出ない。
でも、Tシャツ一枚で出かけるあの季節。
自分の中だけで、密かに「作品の披露」がある。
電車の窓に映る自分
お店のガラスに映る自分
公園でふと撮られたスナップ
そのどれかで、自分がこう思えたら勝ち。
「お、ええやん。」
「仕上がってきたな。」
「三段腹、解散してるやん!」
それだけで、夏がちょっと誇らしくなる。

◾️53歳の凡人にも、芸術のような時間がある
僕は凡人だ。
根性も才能もないし、若さもない。
インスタ映えする肉体でもない。
筋肉をピクピク動かせる芸すらない。
でも、ひとつだけ自信がある。
「今日も、昨日よりはマシな作品に近づけている」
—
この52日間、少しずつ脂肪が落ち、
少しずつ筋肉が浮かび、
少しずつ「これが自分の理想だ」と思える形に近づいてきた。
それは、誰かが評価してくれたわけじゃない。
「いいね」や「コメント」でもない。
自分自身の、鏡の中のまなざしが変わったのだ。
◾️もしあなたが、今、動けないでいるなら
僕もそうだった。
運動経験ゼロ、健康診断は赤だらけ、
ビールとラーメンとポテチと深夜テレビが友達。
そんな48歳の凡人が、今は体脂肪16%台まで落とせた。
—
最初の一歩は、作品づくりじゃなくて、「作品づくりごっこ」だった。
・1日10分だけ筋トレ
・食事を記録するだけ
・水を多めに飲むだけ
そんな小さな“落書き”みたいな習慣から始めた。
でも、それを積み重ねていくと、
いつの間にか“芸術作品”の下書きが浮かび上がってきた。
—
そして気づいた。
「体が変わると、人生が変わる」って本当だ。
なぜなら、
体が変わる=自分との約束を守った証だから。
◾️今日もひとつ、作品に手を入れよう
筋トレを終えたあと、鏡を見る。
完璧じゃないけど、昨日より少し良くなってる。
そんな“自己満足の小さな喜び”が、今日の原動力になる。
—
誰にも見られないかもしれない。
気づかれないかもしれない。
笑われるかもしれない。
でも、構わない。
この作品を創ってるのは、他でもない“自分”なのだから。
「誰にも見せないけど、最高傑作。」
そんな体を、この夏までに仕上げようと思う。
✅ 体は作品
✅ 誰にも見せないけど、魂は込める
✅ 仕上がっていく過程が、人生そのもの












